プログラム

9月15日(木) 

A会場(B会場上映)

16時50分~16時55分

開会挨拶

17時~19時30分

シンポジウムⅠ シュナイダーを裏切るシュナイダー

座長: 南部 知幸(もみじケ丘病院)、岡 一太郎(もみじケ丘病院)

S-Ⅰ-1 Kurt Schneiderの”Dasein”概念について

〇岡 一太郎(もみじケ丘病院)

S-Ⅰ-2 内因と反応の微妙な境界をめぐって:Jaspers, Kurt Schneider, Weitbrecht

熊﨑 努(東京農工大学保健管理センター)

S-Ⅰ-3  Schneiderにおける「精神」と「精神病」

○針間 博彦(東京都立松沢病院)

S-Ⅰ-4 「限界」の向こうに何が見えるか ― Kurt Schneiderを深読みする

〇中谷 陽二(筑波大学名誉教授)

9月16日(金) A会場

8時45分~9時35分

A-Ⅰ 統合失調症のシンプトマトロジー

座長: 針間 博彦(東京都立松沢病院)

A-Ⅰ-1   統合失調症の「神」

〇安⽥ 学(⾃治医科⼤学 精神医学講座)

A-Ⅰ-2   一卵性双生児統合失調症における”対の鏡現象”と「あいだ」・中動態的自己の病理

〇丹羽 和賀美(和みのクリニック)

9時45分~10時35分

A-Ⅱ 内因性うつ病再考

座長: 大前 晋(虎の門病院精神科)

A-Ⅱ-1   精神療法の観点からうつ病の精神病理を再考する(その3) 

〇田中 伸一郎(東京藝術大学保健管理センター)、

戸部 有希子(新百合ケ丘総合病院精神科)

A-Ⅱ-2  うつ病者の過去への振り返りについて(うつ病者の時間②)

〇山田 明伸(公立陶生病院精神科)

10時45分~12時

A-Ⅲ  心・精神・生命

座長: 岡 一太郎(もみじケ丘病院)

A-Ⅲ-1 精神医学が扱う「心」とは何か?

〇榊原 英輔(東京大学医学部附属病院)

A-Ⅲ-2  ルートビッヒ・クラーゲスの根本思想再考-「無」の起源としての「精神」について   〇古城 慶⼦(国際医療福祉⼤学⼩⽥原保健医療学部作業療法学科)

A-Ⅲ-3  「1=0」の論理―共通感覚(common sense)から構想力(imagination)へ

〇清水 健信(京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター)

13時~13時30分

総会

13時40分~14時40分

座長: 針間 博彦(東京都立松沢病院)

会長講演 軋みをたてるナルシシズム―太宰治の精神病理   

14時50分~15時50分

座長: 芝 伸太郎(もみじケ病院)

特別講演Ⅰ 神話を生きるエクリチュールの主体 〇新宮 一成(京都産業大学/奈良大学)

16時~18時30分

シンポジウムⅡ 天翔る精神病理学-宗教精神病理学の冒険

座長: 佐藤 晋爾(筑波大学医学医療系 茨城県地域臨床教育センター)

小林 聡幸(自治医科大学精神医学講座)

S-Ⅱ-1  天翔る精神病理学

〇小林 聡幸(自治医科大学精神医学講座)

S-Ⅱ-2  精神療法の原基としての「原宗教性」

〇野間 俊一(のまこころクリニック)

S-Ⅱ-3  主体の構造の生成とタイミング-「餓鬼阿弥蘇生譚」を巡る宗教的な知から学ぶ

〇牧瀬 英幹(中部大学生命健康科学部)

S-Ⅱ-4  「宗教」の変遷と変容:前景と背景

 〇森口 眞衣(日本医療大学)

9月17(土) A会場

8時45分~9時35分

A-Ⅳ 歴史の鉱脈と陥穽

座長: 深尾 憲二朗(帝塚山学院大学)

A-Ⅳ-1  Leo Kannerのスキゾフレニア論:第2次大戦後の米国における統合失調症概念の変遷が早期幼児自閉症に与えた影響について

〇佐々木 雅明(国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院   聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科)

A-Ⅳ-2  精神医学のポストモダンとは何だったのか

〇三脇 康⽣(仁愛⼤学⼤学院臨床⼼理学専攻)

9時45分~12時15分

シンポジウムⅢ 自我障害を考え直す

座長: 植野仙経(京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学講座 精神医学教室)、深尾 憲二朗(帝塚山学院大学)

S-Ⅲ-1 自我障害はどこで起こるのか?

〇深尾 憲二朗(帝塚山学院大学)

S-Ⅲ-2 自我障害に現れる“他者”の問題:“他者”とは誰か?

〇前田 貴記(慶應義塾大学医学部精神神経科)

S-Ⅲ-3 自閉スペクトラム症と自我障害

〇清水 光恵(兵庫県伊丹健康福祉事務所/兵庫県精神保健福祉センター)

S-Ⅲ-4 解離症から自我障害を再考する

〇柴山 雅俊(商船三井医務室)

13時20分~14時20分

座長: 芝 伸太郎(もみじケ病院)

特別講演Ⅱ 自閉症スペクトラムの精神病理 ネクスト

〇内海 健(東京藝術大学名誉教授)

14時30分~17時

シンポジウムⅣ 追悼木村敏先生

座長: 芝 伸太郎(もみじケ丘病院)、深尾 憲二朗(帝塚山学院大学)、岡 一太郎(もみじケ丘病院)

S-Ⅳ-1 木村敏の鬱病論

〇武本 一美(奈良大学社会学部心理学科)

S-Ⅳ-2 てんかんを起点として考える人間の条件―木村敏的人間学と祖父江逸郎的人間学―

〇兼本 浩祐(愛知医科大学精神科学講座)

S-Ⅳ-3 哲学・科学・精神医学

〇野家   啓一(東北大学名誉教授・立命館大学客員教授)

S-Ⅳ-4 「三大内因性精神病の概念」と「木村精神病理学の時間論」

〇渡辺哲夫(グレースホームケアクリニック横浜分院)

9月16日(金) B会場

8時45分~9時35分

B-Ⅰ 発達障害の認知行動特性   座長: 清水 光恵 (兵庫県伊丹健康福祉事務所 兵庫県精神保健福祉センター)

B-Ⅰ-1 アフォーダンス概念による発達障害の包括的理解

〇加藤 圭祐(京都大学人間環境学研究科)

B-Ⅰ-2 自閉スペクトラム症における「抽象的態度」の問題

〇丹治 和世(小石川東京病院)

川嶋 真紀子(小石川東京病院)

加藤 進昌(小石川東京病院)

9時45分~10時35分

B-Ⅱ ヒステリーのパースペクティヴ

座長: 柴山 雅俊(商船三井医務室)

B-Ⅱ-1 エクスタシーの精神医学

〇⼩林 幹穂(富尾会桜が丘病院)

B-Ⅱ-2 フランス精神医学における目的反応の位置づけ

〇池田 和弘(三恵病院)

濱田 秀伯(JDC精神療法センター)

10時45分~11時35分

B-Ⅲ 社会の社会による社会のための発達障害 

座長: 三脇 康生(仁愛⼤学⼤学院臨床⼼理学専攻)

B-Ⅲ-1 自閉スペクトラム症を精神病理学的に理解するための試み‐第10報‐

〇小城 くみこ(医療法人陽善会 坂之上病院) 

楠本 朗(医療法人陽善会 坂之上病院)

堀切 靖(鹿児島県立姶良病院)

赤崎 安昭(鹿児島大学医学部保健学科)

森岡 洋史(鹿児島大学保健管理センター)

B-Ⅲ-2 ⾃閉スペクトラム症ではなぜ共感が難しいのか?-ヒューム哲学の応⽤-

〇新井 慎⼀(尾⼭台すくすくクリニック)

B-Ⅲ-3 「⼤⼈の発達障害」概念が分断、差別、優⽣思想を助⻑する

〇四元 真由⼦(横山・渡辺クリニック)

深尾 憲⼆朗(帝塚⼭学院⼤学)

A会場開催の総会・会長講演・特別講演Ⅰ・シンポジウムⅡはB会場でリアルタイム上映。

9月17日(土) B会場

8時45分~9時35分
B-Ⅳ 対象aの行方

座長: 松本 卓也(京都大学大学院 人間・環境学科)

B-Ⅳ-1 禅の公案「南泉斬猫」の解釈の試み

〇河崎 博(岐阜南病院)

B-Ⅳ-2 対象aからみた生体腎移植ドナーのメランコリーと自殺

〇大塚 公一郎(自治医科大学看護学部)

岡田 剛史(自治医科大学医学部精神医学講座)

B会場上映(※)

A会場開催のシンポジウムⅢはB会場でリアルタイム上映

A会場開催の特別講演Ⅱ・シンポジウムⅣはB会場でリアルタイム上映

9月16日(金) C会場

8時45分~9時35分

C-Ⅰ  難治性気分障害の治療

座長: 阿部 隆明(小山富士見台病院)

C-Ⅰ-1  精神療法の観点から双極性障害の精神病理を再考する

〇田中 伸一郎(東京藝術大学保健管理センター)

中根 えりな(獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科)

戸部 有希子(新百合ヶ丘総合病院精神科)  

C-Ⅰ-2 否定妄想を合併した精神病性うつ病の治療経過から考えるECTに関する一考察

〇高野 毅久(高野毅久 東北福祉大学せんだんホスピタル) 

9時45分~10時35分

C-Ⅱ 従来の精神病論を超えて   座長: 兼本 浩祐(愛知医科大学精神科学講座)

C-Ⅱ-1 精神病性転移とその真理について

〇総⽥ 純次(⼤阪公⽴⼤学現代システム科学研究科)

C-Ⅱ-2 心気・体感症状からみた一人称特権の謎

〇熊﨑 努(東京農工大学保健管理センター)

10時45分~11時35分

C-Ⅲ  精神病理学の方法論

座長: 植野 仙経(京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学交講座 精神医学教室)

C-Ⅲ-1 システム論的精神病理学の試み

〇小笠原 將之(関西福祉科学大学)  

C-Ⅲ-2 患者の思いを受容しながら距離をとる治療関係構築における理性的な姿勢の有効性について

〇藤田 芳久(京都大学医学部附属病院 精神科神経科

12時10分~12時50分  (D会場同時上映)

座長: 古茶大樹(聖マリアンナ医科大学 神経精神科)

ランチョンセミナーⅠ 抗うつ薬はうつ病治療に役立っているのか? SSRI/SNRI全盛時代への批判的吟味(と擁護)

〇菊地 俊暁(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)

芝蘭会館別館「地下会議室」

12時10分~12時50分

評議員会

9月17日(土) C会場

8時45分~9時35分

C-Ⅳ  傷への眼差し

座長: 野間 俊一(のまこころクリニック)

C-Ⅳ-1 マイノリティのマイノリティによるマイノリティのための精神病理しかあってはならないのか?アイヌ⺠族のイム(imu)と性同⼀性障害(性別違和)の研究をとおしての所感

〇⽯⽥ 哲朗(ノテ福祉会 ⽇本医療⼤学病院 精神科)

成⽥ 賢治(札幌医科⼤学 神経精神医学講座)

村⼭ 友規(旭川圭泉会病院 精神科)

C-Ⅳ-2 精神症状論的診断の陥穽(反応性病態の検討 その2) - 過酷なトラウマ環境の克服過程にある児童期⼥性事例から -

〇吉岡 眞吾(愛知県精神医療センター)

12時30分~13時10分

座長: 芝 伸太郎(もみじケ丘病院)

ランチョンセミナーⅡ   双極性障害の疾患概念と薬物療法

〇仁王 進太郎(東京都済生会中央病院精神科心療科)

9月16日(金) D会場

8時45分~9時35分

D-Ⅰ 豊穣なるヤスパース

座長: 熊﨑 努(東京農工大学保健管理センター)

D-Ⅰ-1 ヤスパースが了解概念にこめた意味と現象学のモティーフとの関連について

〇大谷 明(東葛病院)

D-Ⅰ-2  2つの感情移入

〇佐藤 晋爾(筑波大学医学医療系 茨城県地域臨床教育センター)

9時45分~10時35分

D-Ⅱ 木村敏と木村敏のあいだ

座長: 武本 一美(奈良大学社会学部心理学科)

D-Ⅱ-1 “Festum lassen”、あるいは“trans-festum”――木村敏と河野裕子

〇清水 健信(京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター)

D-Ⅱ-2 木村敏のヴァイツゼカー読解の特徴と問題点

〇清水 健信(京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター)

10時45分~11時35分

D-Ⅲ  自死は何を希求するのか

座長: 小林 聡幸(自治医科大学精神医学講座)

D-Ⅲ-1 チャイコフスキーの人生とバレエ「白鳥の湖」における愛と死のテーマ

〇佐藤 寛(さとうメンタルクリニック)

D-Ⅲ-2 人生の最終段階における軽やかな希死念慮―安楽死についての精神病理学試論

○戸部 有希子(新百合ヶ丘総合病院精神科)

田中 伸一郎(東京藝術大学保健管理センター)

9月17日(土) D会場

8時45分~9時35分

D-Ⅳ  挑発する統合失調症論

座長: 岩井 圭司(兵庫教育大学臨床心理学)

D-Ⅳ-1 精神療法の観点から統合失調症の精神病理を再考する(その2)―単純型統合失調症再々考

〇田中 伸一郎(東京藝術大学保健管理センター)

長田 紀大(獨協医科大学埼玉医療センターこころの診療科)

戸部 有希子(新百合ヶ丘総合病院精神科)  

D-Ⅳ-2 罪、穢れ、清め

〇安⽥ 学(⾃治医科⼤学 精神医学講座)

12時30分~13時10分

座長: 村井 俊哉(京都大学医学部附属病院 精神科神経科)

ランチョンセミナーⅢ ドパミン過感受性精神病(DSP)が統合失調症治療に与えたインパクト

〇伊豫 雅臣(千葉大学大学院医学研究院精神医学)